輸送のカテゴリ(カテゴリ4 上流、カテゴリ9 下流)が関連カテゴリとして示されたセクターは、CDP の高影響16のうち8です。
| セクター | 輸送カテゴリ |
|---|---|
| セメント | 4・9 |
| 化学 | 4 |
| 建設(開発事業者) | 4 |
| 電力 | 4 |
| 食品・飲料・たばこ | 9・4 |
| 製紙・林業 | 9(林業)・4と9(加工) |
| 不動産(開発事業者) | 4 |
| 輸送サービス | 4(セクター最大) |
数字がついている二か所
セメント — WBCSD の指針がカテゴリ9を「このセクターの多くの企業が算定・報告すべきである」と勧告しており、実際に68%のセメント企業がカテゴリ9を「関連性あり、算定済み」と報告しました。
輸送サービス — カテゴリ4がセクターの Scope 3 の32%で最大です。
誇張してはいけないところ
食品・飲料・たばこは、要約表でカテゴリ9が二番目に挙がっています。ところが同じ節はこう終わります — 2021年の回答企業の多くがこれらのカテゴリを「関連性あり、算定済み」と報告したが、「どちらもセクターの総排出量で有意な比重を占めてはいなかった」。
このセクターを支配しているのはカテゴリ1です(162社のうち70%が報告、Scope 3 の77%)。
つまり「荷主にとって輸送は大きい」という一文に縮めれば、CDP 自身の記述を誇張することになります。
正確にはこうです。輸送は高影響セクターの半分で関連カテゴリとして示され、セクターによって大きさが異なり、物流サービスセクター自身にとって最も大きいのです。
※ 化学・電力・建設・不動産は関連カテゴリの一覧に含まれるだけで、個別の比重がこの文書に記載されていないため載せていません。
本稿は LCS 国際標準分析 第2巻『CDP は輸送をどこに置くか』の一節を敷衍したものです。レポート全文は CDP 技術ノートの原文(v3.0、2024-06-28)を一次出典とし、ページ番号を示しています。文書にない数値は補っていません。
CDP は輸送をどこに置くか
物流会社の Scope 3 で最も大きな部分、そしてその節の要約表で入れ替わっている二つの名称
PDF · 5ページ · 0.5 MB
