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LCSLogistics Carbon Standard
導入相談
ブログ2026年8月12日3分

コンテナ1本あたり250kg — 実際に回っているプログラムはこういう形をしています

英国の港湾で2025年1月から動いているインセットプログラムは、値そのものは公開していません。しかし値を問うための条件はすべて公開しています。発行量、検証機関、有効期間まで。


証書が実際にどう発行され、誰が検証するのかを公開した事例が港湾にあります。

DP World が英国で運営する炭素インセットプログラムは2025年1月に始まり、いまも拡大中です。公式ページに公開された内容はこうです。

公開されているもの

  • 輸入者向けの証書発行量がコンテナ当たり 50kg から 250kg CO₂e へ五倍に引き上げ
  • 登録量 25万 TEU 超
  • 2026年7月1日から輸出者も対象 — 輸出者当たり最大 10 tCO₂e、2026年12月31日まで
  • 検証機関は Bureau VeritasVerifavia として実名公開
  • 適用範囲はタグボート・パイロットボートとターミナル運営を含め、コンテナ船寄港排出の90%以上
  • 英国港湾の輸入量の30%が参加すれば年10万トンの削減が可能という潜在規模

値はないのに、条件はすべてある

ここで値そのものは公開されていません。しかし 値を問える条件がすべて公開されています。

発行主体が誰か、検証を誰が行ったか、一件にいくら付くか、いつまで有効か。証書に付く三つの条件 — 時間、地理、登録簿 — が実際のプログラムでどう実装されるかを示す事例です。

日本で見るべきこと

日本で同様のプログラムを検討するなら、確認すべき項目はこの一覧からそのまま出てきます。発行の単位、検証機関の名前、有効期間、そして適用範囲。

この四つに答えのない提案は、値を論じる段階ではありません。

※ 本稿は公開された資料を引用したものであり、言及した企業・機関は当社と契約関係にありません。


本稿は LCS EAC 特集 第2巻『値はどう決まるのか』の一節を敷衍したものです。レポート全文は SABA のプレスリリース、DP World 公式ページ、SBTi 証拠統合報告書 Part 2 を一次出典とし、公表された数値と、その数値を割って得た値を区別して表記しています。

この記事が扱った資料

値はどう決まるのか

公開された指数がない市場で実際に動いた金額、そして値が決まる仕組み

PDF · 5ページ · 0.5 MB

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