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レポート

二つの基準が一つになる

GHG Protocol と ISO がつくる単一の企業基準、そして排出が三つに分かれる理由

PDF · 5ページ · 0.5 MB

この資料は何か

炭素会計をする企業はいま GHG Protocol と ISO 14064-1 の二組を見ている。2026年7月29日、その二つを一つの共同ブランド企業基準にするという発表が出た。今すぐ変えるべきことは何もない — 既存の基準は新基準が出るまで有効である。ただし発表文には、輸送と証書を扱う側が今日読むべき一文がある。排出を三つに分けて報告するという提案である。本レポートは一次出典から、何が統合され、いつ何が起き、そして三分割が輸送の記録に何を求めるのかを整理する。

誰が読む資料か

  • 荷主の ESG・開示担当
  • 輸送事業者・物流事業者
  • カーボン関連コンサルティング
  • 検証機関

何が入っているか

段階ごとにやるべきことが実行課題に分かれ、課題ごとにそのまま使えるチェックリストが付きます。

  1. 01何が統合されるのか

    • GHG Protocol の Scope 1・2・3 と AMI 基準を ISO 14064-1 と束ねる
    • 統合基準の公開意見募集は2027年第2四半期
    • 合併ではなく、どちらを採るかは各社が決める
  2. 02今すぐ変えること

    • 何もない — 両機関の既存基準は新基準の発行まで有効
    • 移行期間は新基準の発行に併せて案内される
    • いま慌てて作り直す理由はない
  3. 03三つに分けて報告する

    • 物理排出・市場手段(商品証書など)・行動や投資を分けて報告する提案
    • 買った削減が物理インベントリに混ざらないという1巻の結論と同じ構造
    • どの区分でも根拠は同じ一つ — 車両から出た記録

このレポートについて

翻訳ではなく、当社が一次資料を直接読んで整理した分析です。引用は出典とページを示して短く載せ、原文で確認できなかった数値は入れていません。

原文の権利
原文の権利は各発行機関に帰属します。
分析の根拠
本レポートは公開された発表文に対するロジスティクス・テック・スタンダードの分析であり、翻訳物ではありません。
載せなかったもの
技術レポートであり、学術誌の査読は経ていません。
引用の原則
引用は出典と日付を示して短く行いました。確認できなかった値は載せていません。

このレポートを誰が、なぜ作ったか

ロジスティクス・テック・スタンダード(LTS)は物流の炭素標準を扱う会社です。この資料は翻訳ではなく、当社が自ら調べて整理したものです。国際基準を実際の輸送に当てはめると、基準そのものには書かれていない箇所に必ず突き当たるからです。

確認できた内容だけを載せ、確認できなかったものは確認できなかったと書いています。引用した資料の出典は本文に示しています。

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